プラセンタ療法

プラセンタとは

胎盤のことで、古くはクレオパトラやマリー・アントワネットが若返りの妙薬として使用したと伝えられています。

現在はヒトやブタの胎盤から有効成分を抽出したプラセンタエキスを使用した治療を行います。

プラセンタエキスにはアミノ酸、活性ペプチド、ビタミンやミネラル、核酸、酵素や、様々な臓器の成長・修復に関与する因子が含まれていることが知られています。これらの重要成分の多くはタンパク質やペプチドのため、普通に内服すると消化管で分解されてしまい効果が望めません。そのため、注射による治療が中心となります。

ただし、最近、消化管で分解されないよう工夫した内服薬が発売されたので、注射が苦手な方やたびたび来院できない方には内服薬をおすすめします。

プラセンタ療法の効果

  • 肝機能改善(保険適応あり)
  • 更年期障害の改善
  • 全身倦怠感の軽減
  • 筋疲労による肩こりや腰痛の緩和
  • 皮膚の老化予防(シミや肌質の改善)
  • アレルギー体質の改善
  • 抗酸化作用による老化予防などに効果があると報告されています。

プラセンタ療法の流れ

  • 初回はご説明と診察をおこないます。
  • 週1~3回の注射を1~3ヶ月行い、その後は効果を維持するために月2~4回の注射をおすすめします。1回につきプラセンタエキスを1~2アンプルを使用します。

プラセンタエキスの安全性について

製剤に使用されている胎盤は、日本人の母親から提供されたものです。母親の海外渡航歴を確認し、B型肝炎、C型肝炎、HIVなどのウイルス感染のチェックを行った後、高レベルの滅菌処理を経て製剤化されています。このため、既知のウイルスや細菌に関しては安全性が確立されています。