18 Jan

朝、手がこわばるのはリウマチ?

新年おめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

幸いあまり寒くないお正月でしたね。

 

 

さて、50歳前後の女性がよく

「朝、手の指がこわばるんです。リウマチでしょうか?」と

心配してクリニックにいらっしゃいます。でも指の関節の腫れや変形はありません。

もちろん血液検査でもリウマチに係る項目は異常なし。

慢性関節リウマチの初期症状として 朝の手指のこわばりはとても有名です。

何を隠そう私も同じ症状があり、こっそり検査しました。

家系にはリウマチ患者が多いこともあり、もしや自分もと心配したからです。

結果は白。

 

じゃあ、この症状はな~に?

ずばり女性ホルモンの減少が原因と考えられます

女性ホルモン(エストロゲン)はカルシウムの調節を行い、

骨の健康を維持しています。

具体的には、骨からカルシウムが溶け出すことを抑制する働きです。

そのため更年期になって女性ホルモンの分泌が急激に減少すると、

骨からカルシウムがどんどん溶け出していきます。

(ですから、閉経後骨粗鬆症になりやすいわけです。)

ちなみに、カルシウムの摂取量が少ないほどこの現象は顕著です。

 

 

さてカルシウムは細胞の働きにとても深くかかわっています。

細胞の内外のカルシウム濃度の差はなんと1万倍!

骨からカルシウムがどんどん溶け出し、血液中のカルシウムが増えると

逆にカルシムが細胞内に入り込んでしまい、このバランスに狂いが生じ、

細胞の働きがおかしくなります。

たとえば、ふくらはぎにこむら返りがおこったり、肩こりがひどくなったり。

指の関節を支える筋肉も硬くこわばりやすくなるわけです。

 

この症状を改善するには、

①女性ホルモンの減少を緩やかにするために、女性ホルモン用物質であるイソフラボンを摂取する。

②カルシウムの溶け出しを予防するために、十分量のカルシウムを摂取する。

 

私の手指のこわばりもこの二つの方法で、速やかに消えました。

 

 

 

 

 

 

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