16 May

本が出ました!

「40歳からヤセ体質に変わる! 栄養セラピー」 青春出版社 青春文庫

 

新宿溝口クリニックのチーフカウンセラーの定真理子氏との共著です。

中年になるとなぜか若い頃のように簡単には痩せません。

誰もが思いあたるのではないでしょうか。

若い時から太めの私も、苦労して痩せてはリバウンドを繰り返してきました。

しかし、立派な中年になり、太っていること=不健康・体調不良 を自覚。

一念発起して、健康になるために

分子整合栄養医学に基づいた栄養セラピーダイエットを行いました。

本の中で、私のビフォアー・アフターを確認してみてくださいね。

この本がダイエットを望む中年女性のバイブルになるように願っています。

クリニックでも患者さんに同様の減量指導を行いますが、

実行された方は、着実にお痩せになり、血圧や検査値の異常が改善してきます。

おまけに、体調が良くなり、肌の質感なども改善し、皆さん喜んでいます。

さあ、太め中年の皆さん、本を読んで栄養セラピーダイエットを実行しましょう!

 

 

18 Apr

風邪と漢方薬

4月上旬に不覚にも風邪をひいてしまいました。

前回風邪をひいたのいは、おそらく10年位前でしょうか?

覚えていないくらい昔です。

思い当たることと言えば、めちゃくちゃ忙しかったこと。

毎晩1時過ぎに寝て6時に起床。私にしては超短時間睡眠の連続。

そして寒い思いをしたこと。

さらに怒ったこと。怒りの内容については、恥ずかしいので触れませんが。

いずれにしても免疫力を下げる要因が重なりました。

せっかく風邪をひいたので、普段患者さんに処方している漢方薬を自ら服用して

その効果のほどを体感してみました。

ひき始めは、鼻水や鼻閉が不快なため、葛根湯加川芎辛夷

その後喉がいらいらして痰が絡んで咳き込むので、滋陰降火湯

本格的な咳と痰が出るようになり、麦門冬湯

かなり効きました。特に葛根湯加川芎辛夷はよかった。

麦門冬湯もちゃんと飲めば、数時間は咳発作がおさまりました。

風邪の最終段階で多くの方が悩む、夜布団に入ると出る咳におすすめです。

でも、やはり風邪をひかないに限ります。

酸化ストレスが増えて、余分老化をしたくないですから。

 

14 Feb

献血

ゴルフの石川 遼選手が「からだひとつでできるボランテイア」と格好よくポーズを決めて献血を呼びかけるコマーシャルを目にします。

私も勤務医時代に何度か患者さんに輸血をした経験があります。

献血をしてくださる方のおかげで、命拾いする患者さんがいるのも事実で、

ありがたい限りです。

 

ただし、月経のある年代の女性が献血をするのはお勧めしません。

赤十字に怒られそうですが・・・

あえて、言います。

貧血が無くても、有経女性のほぼ全員が貯蔵鉄不足だからです。

鉄不足のために、実に多くのそして思いもかけない症状がおこります。

頭痛、たちくらみ、肩こり、だるい、疲れやすい、肌荒れ、シミ、しわ、

喉の不快感、口周りのニキビ、風邪を引きやすい、いらいら、集中できない、

音に過敏、吐き気、食欲不振、むくみ、・・・・・・

貯蔵鉄を増やすことで、こうした症状が改善していきます。

 

どうか献血は元気な男性にまかせてください。

 

本当は大好きな石川選手にも献血をしてほしくないのが私の本音です。

なぜって、鉄不足だとスタミナや集中力が低下し、腱や靭帯の故障がおこりやすいからです。

海外の一流スポーツマンは、貯蔵鉄がとても多いと聞きます。

世界で戦う石川選手が彼らと対等に勝負するためにも、是非貯蔵鉄を増やしていただきたいのです。

 

 

30 Jan

手土産にはお花

昨日は東京で開催されたセミナーに出席しました。

休憩時間に東京の女医さんと手土産や贈り物の話になりました。

彼女は「近頃は糖尿病やアレルギーで食事制限している方が多いので、食べ物を避けて、贈り物はお花にしています。」とのこと。

確かにお花をいただいて喜ばない女性はいませんから良いアイデアです。

こんな会話からも、東京では糖質制限や食物アレルギーの概念が浸透しつつあることを感じます。

私もお歳暮にクッキーやせんべいなどをいただく事がありますが、精製された糖質は一切食べないので困ってしまいます。

進物には、銘菓や有名店のケーキ、特産の果物などを選びがちですが、糖尿病や低血糖(血糖調節異常)の人は食べられません!

お花は良いプレゼントです。花粉アレルギーや香りが苦手なら、プリザーブドフラワーという手もあります。

また、食べ物にこだわるなら、上質の海苔や鰹節、無添加のだしの素や本格醸造のおしょうゆなどいかがでしょうか。

食事制限にひっかっかることはまずありません。

 

 

27 Jan

糖質制限食と糖尿病食の違い

当院で糖尿病の治療をしているKさんからの情報です。

この方は糖尿病治療といっても糖質制限の食事療法だけで、

HbA1c5.2%前後を保っています。

先日、山形でも指折りの老舗料亭が提供する糖尿病患者さんでも安心して食べられるというご馳走コースを食べてきたそうです。

この献立は糖尿病専門医が「医食同源」のコンセプトに基づきプロデュースしたものだそうです。

ところが、献立の最後に五穀米のご飯や、デザートとして砂糖をまぶしたイチゴが出てきて、びっくり。また、肉は薄切り肉が3枚程度で、とてもタンパク質が足りないなとも思ったそうです。

心配でご飯は少ししか食べなかったものの、帰宅して血糖を測定したところ200近くまで上昇してしまったそうです。

 

一般的な糖尿病患者さんへの食事指導はカロリー制限と栄養素のバランスに配慮したものです。でも糖質を55~60%摂取するような食事なので、当然ですが糖尿病の方は食後血糖が高くなってしまいます。

血糖が180を超えれば、尿糖も出ますし、糖化が進み、様々な障害の原因となります。抗加齢医学の立場からは常に血糖を140以下に保ってほしいくらいです。

食後高血糖が悪いことは、糖尿病専門医は知っているはずですが・・・。

 

糖質制限食では、食後血糖はせいぜい140位までしか上昇しません。

食後高血糖も低血糖もおこさないのが、糖質制限食の特徴です。

 

この料亭のご馳走は、血糖調節に問題のない方なら、健康的な食事としてお勧めできるものかもしれません。

 

 

 

 

 

21 Jan

インフルエンザにオリーブ葉サプリメント

昨日の昼間、クリニックスタッフの中学性のお子さんがA型インフルエンザにかかったことがわかりました。前の晩から高熱と咳があったそうです。

(実は、今シーズンはワクチンを接種していなかったのです。)

早速、オリーブ葉サプリメントを1回2粒、1日5回、

同時にビタミンCも服用していただきました。

今朝にはもう解熱したそうです。

何事もなかったようにケロッとしていると。

おまけに、熱があっても食欲はばっちりだったそうです。

 

やはり、オリーブ葉サプリの効力は絶大です!!

その上、インフルエンザ治療薬と違い、10代の若者が飲んでも何の心配もありません。

以前インフルエンザのお子さんを連れていらしたお母さんはもう2度とタ○フ○を飲ませたくないとおっしゃっていました。

夜中にお子さんが、それまで聞いたこともないような大声をあげたのでびっくりしたそうです。これが世間で騒がれていた副作用かもしれないと怖くなったと。

 

オリーブ葉のサプリメントは10代のお子さんも、妊娠中の方も、安心して飲めるサプリメントです。

しかも、こんなに素晴らしいものが、置き薬のように家にキープしておけるのです。

これもサプリメントだからこそです。

 

 

20 Jan

糖質制限食と保守的な土地柄

最近、マスコミで糖質制限が頻繁に取り上げられています。

糖質制限のフレンチや中華のレストラン情報や、有名人の誰それは糖質制限を実行しているとかなど。

また、指導的立場におられる糖尿病専門医もテレビに登場し、その効果をアピールしたりしています。

既に都会では糖質制限食がじわじわ浸透しつつあるようすが、

ここ山形は保守的な土地がら、医療人も一般人もなかなか受け入れてくれません。

糖尿病専門医は、糖質55~60%、タンパク質25%、脂質15~20%という糖尿病学会推奨の食事こそ健康的な食事として薦めます。

 

 

患者さんに糖質制限食をおすすめしていたところ、

「ご飯を食べないなんて、そんなおかしな食事あるものか!うちの嫁にそんなを指導するな!」という主旨のお叱りを頂戴したこともあります。

糖質制限の食事をしている時期は「うつ病」の具合もよく、心療内科からの薬も量が減っていたのに・・・

家族の理解が乏しいとなかなかうまくいきません。トホホ・・・

長年の食習慣を変えることは難しいのでしょうね。

その上、他の医者はそんなこと言わないし。

 

 

 

糖質制限の効果は絶大なのですが、

その存在すら知らない県民がほとんどです。

インスリン注射をしていた糖尿病のかたは、インスリンなしで血糖コントロールが良好になり減量もできました。

糖尿病で内服治療をしている人は、どんどん血糖が良くなりましたが、

糖尿病専門医の主治医は薬が効いていると思っているそうです。おめでたい!

極めつけは、無治療の糖尿病患者さんで、空腹時血糖は200以上、食後は500以上まで上がる方。

糖質制限食とボグリボース(糖質の吸収を減らす薬)だけで、血糖は食前食後とも155以下をキープし、ヘモグロビンA1cも徐々に下がっています。

 

 

山形は米どころ、フルーツ王国ですから、

「米も果物も減らしましょう。」なんて言う医者は県民の敵なのでしょうか?

数年前の新型インフルエンザの流行も全都道府県中一番最後だった県だし、

何事も浸透普及するのに時間がかかりそうです。

ただし、山形はまじめで慎重な県民性ゆえ、時間はかかっても一度受け入れると、しっかりに実行するので効果がばっちり期待できます。

 

 

 

 

18 Jan

受験生の風邪予防

いよいよ受験シーズンに突入ですね。

先日センター試験が終わりましたが、これから3月の高校入試まで受験生やそのご家族はハラハラドキドキしているのではないでしょうか。

勉強も大切ですが、本番に体調を崩さないように体調管理も手を抜かないでくださいね。

季節がら、感冒、インフルエンザ、ウイルス性胃腸炎などに用心しましょう。

当然、マスク着用やうがい手洗いは実行していると思いますが、

受験生はストレスや寝不足で免疫力が低下しているので、要注意です。

特に貧血や鉄欠乏の人は、白血球の機能が低下しているので、容易にウイルスの侵入を許してしまいます。

また、ビタミンA、亜鉛、グルタミンなどが不足していると、粘膜の働きが低下します。ウイルスは喉や鼻、腸の粘膜から侵入するので、粘膜が丈夫でないと感染しやすくなります。

本当は栄養療法で、これらの栄養素の不足を治しておくとよいのですが、

残念ながら今年の受験生は間に合いそうもありません。

そこで、今からでも間に合う予防は、ずばり、ビタミンCとオリーブ葉のサプリメントの摂取です。

ビタミンCはストレス対策にも免疫力アップにも有効です。

ウイルスの増殖を抑えるインターフェロンの合成量はビタミンCの量に左右されます。

オリーブ葉のサプリは、ウイルスや細菌などの病原体を直接攻撃する作用と白血球の機能を高めて免疫力をアップする働きがあります。

運悪く感染してしまったら、早く治るようにオリーブとビタミンCの量を増やしてのみます。

咳などの症状を軽くする漢方薬を併用するのもおすすめです。

ビタミンCは1日3~6回位に分けてこまめに摂取するのがコツです。

量は多い方がいいのですが、下痢をしない量にとどめてください。

ちなみに私はオリーブ葉サプリを1回1粒、1日3回

ビタミンCは1回1g、1日3回飲んでいます。

マスクもせずに診療していますが、ここ数年、風邪もインフルエンザも、胃腸炎もうつりません。

受験生のみなさんが良い体調で試験に臨めますように。

そして早く春が来るように!

 

28 Dec

栄養療法のひろがり

早いもので年内の診療も今日で終わりです。

山コミ(地元のフリーペーパー)にコラムの連載を始めてから、栄養療法に興味や期待を抱いてクリニックを訪れてくださる方が増えました。

そして、この治療を取り入れてくださった患者さんの症状が改善していくのを日々見ることができました。

さらに、改善した方がご自分の家族やお友達を紹介してくださり、ひとり、またひとりと栄養療法の輪が拡がっています。

お顔の発赤とかさかさがなかなか改善しない方、

頻繁におこる発熱のため大きな病院で数々の検査をし、最後は免疫力をつけなさいと言われたがその方法は何も教えてもらえなかった方、

風邪を引くとぜいぜいと苦しそうな呼吸が長びき、小児科から喘息の薬を長く飲むしかないと言われた子供、

口内炎、膣カンジダ、膀胱炎、感冒を繰り返す女性、

頭痛や月経痛で毎日のように鎮痛剤を飲まなければならない方、

体にフィットした衣類を身に着けるのが苦痛な女性、

朝起きれず学校に行けない子供、

糖尿病でインスリン治療中だが、腰痛のために減量しなければならない方、

実に様々なお悩みを抱えてクリニックにいらっしゃいます。

他の医療機関では、薬を飲むしかない、気のせい、体質だ、などと言われたり、心療内科や精神科に行くようにすすめられたりした方々です。

多くの方は初診時は辛く悲しそうなお顔、心配そうなお顔、疲れ切ったお顔です。

それが、1~数ケ月後には、笑顔になるのです。お話を伺う前から、改善してきたことがわかります。

 

来年も一人でも多くのかたに栄養療法の素晴らしさを知っていただくために

診療や広報活動を続けていきたいと思います。

 

 

06 Dec

コレステロール降下薬とコエンザイムQ10

ご無沙汰しておりました。

実は具合が悪かったのです。 私自身ではなく、パソコンですが。

 

最近、スタチン系のお薬について考えさせられることがありました。

スタチンは多くの人が飲んでいるコレステロールを下げるお薬です。

効果は抜群で、本当に薬が必要な人にとっては素晴らしいお薬です。

ただし、コレステロール合成経路の上流をブロックするお薬のため、

同時にコエンザイムQ10(ユビキノン)という補酵素も減らしてしまいます。

コエンザイムQ10は今やスキンケア化粧品にも含まれている有名な成分ですが、体内では

①エネルギー産生

②抗酸化作用      に必要な重要なものです。。

体内で合成していますが、20歳をピークに合成量が減ってしまいます。

 

 

◆50歳代の女性は、スタチン系のコレステロールを下げるお薬を飲んでいた頃、

「毎日がだるくてだるくてたまらなかった。」そうです。

現在は魚油成分のEPA製剤やビタミンB、C、Eを飲んでコレステロール値は適切に下がっています。

だるさもなくなり、毎日快調に過ごしています。

 

◆もう一人も50歳代の女性で、2週間くらい前から急にだるくてとクリニックにいらっしゃいました。

1ケ月前からスタチン系のコレステロール降下薬を処方されていました。

服薬前のコレステロールは高いと言っても、LDLコレステロールが150代で、HDLコレステロールも60代です。

高血圧も糖尿病もなくタバコも喫いません。

他の動脈効果の危険因子が無く、どうして薬を出すのか疑問です。

早速薬をやめてもらったところ、間もなく元気になりました。

 

 

◆3人目は70代の男性です。この方は危険因子がいくつもあり、長いことスタチンを服用しています。

毎日胸が苦しく、狭心症のお薬をもらっていましたが、全く効きません。

コエンザイムQ10を飲んでいただいたたところ、

毎日起こっていたあれほど頑固な胸痛がおこらなくなりました。

コエンザイムQ10は心臓に多く含まれています。

コエンザイムQ10が減少すると心筋のエネルギーが弱まり機能が低下するのです。

この方の胸痛の原因は、スタチンによるコエンザイムQ10の減少のためだったのです。

 

50台の女性お二人も、もともと少ないコエンザイムQ10がスタチンを飲んだためにさらに減ってしまい、

エネルギー産生に支障をきたした結果、だるくなってしまったと思われます。

 

健康診断もTVコマーシャルもコレステロールには過敏で、少し高いだけでも厳しく指導します。

しかし、本当にスタチンという強力なコレステロール降下薬が必要な人はそれほど多いとは思えません。

そして、スタチンを飲む必要がある人は、

同時にコエンザイムQ10も飲むべきと強く実感しました。